[メイン2] GM :
[メイン2] イグノートス :
[メイン2] イグノートス : middle『Ispsa scientia potestas est/情報は力であり毒である』登場:任意
[メイン2] イグノートス : 1d10 こうやって立てて出るのです 勿論シーン名は別に適当でも構いませんよ (1D10) > 1
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 1d10 (1D10) > 9
[メイン2] 百々路木歩美 : 50+1d10 (50+1D10) > 50+6[6] > 56
[メイン2] イグノートス :
[メイン2] イグノートス :
[メイン2]
イグノートス :
ボロボロのスーツを着ている人型は、手慣れたように車を動かす
[メイン2]
イグノートス :
気候は晴天。UGNから借りた車を駆る
向かう先は現場の跡地である。
[メイン2] 百々路木歩美 : 助手席に乗り、微笑みながらも端末を睨み付けている
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「助かりました…免許まだ取ってないものでして……すみません…」
後部座席で縮こまりつつ、バックミラー越しに2人の表情を伺い
[メイン2] イグノートス : 少し心当たりがあるとのことで、人が1人降りたこともあり車内は広くなり
[メイン2]
イグノートス :
「しかし、ああしかし
今回、中々に面白いものですね」
縮こまる黄瀬を見て、にこりと笑いつつ
[メイン2] 百々路木歩美 : 「不謹慎ですけどね!!」
[メイン2] イグノートス : 「それを言われると元も子もない」
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「面白い、とは…?」
何か発見したのだろうか、と前を向いて
[メイン2] 百々路木歩美 : 端末から目を離し、笑顔で応える
[メイン2] イグノートス : 「いえいえ、ああ。発見ではなくこれは追想」
[メイン2]
イグノートス :
「《FH》ともあろうものが、よもやよもや
弱者救済などという、あまりにも尊き理念を掲げている事が」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「………」
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 「……確かに、強さ至上!って感じですよね…普通のFHって…」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「“弱者”が何を指すか…によりはすると思いますけど……ま、レアですね!!」
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 今まで遭遇した彼らから生まれた偏見のようなものだが、そういったセルがほとんどであるのは事実で
[メイン2]
百々路木歩美 :
どこか、FHに対する忌避感と同時に
そのセルに対する興味も感じさせる態度を取る
[メイン2] イグノートス : そんな様子を見て、微笑んだまま
[メイン2]
イグノートス :
「ああ、だとすると不可解極まりないかもしれないかな?
それを謳うにも関わらず、一体何故情報収集を専門とするセルを襲撃したのか」
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 「しかも、一方的に…一体、何故なんでしょう…?」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「………」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「人集めの嘘っぱちか…その情報担当が、よほど許せない弱者の敵だったか……」
[メイン2] 百々路木歩美 : 低い声でつぶやいた後…
[メイン2] 百々路木歩美 : 「ま!!FHなんて連中なら、なんでもありみたいな物ですよね!!」
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 「そ、そうですね…それこそ、キャッツトリックさんの言う通り…調べないことには何もわからないですし…」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「流石は連絡員さんですね!! では、早速……」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「慣れない端末に、悪戦苦闘するつもりです!!!」
[メイン2]
百々路木歩美 :
…悲しいかな、チルドレンとしての教育もあるが。機種の変換の移り変わりの激しさに
社会値が低い少女は苦戦している
[メイン2]
イグノートス :
運転席にいて最も早くフォローに回れるはずなのに知らんぷり。
運転 大事なんですよね。
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「あ、えと…できる限り教えます……!」
後部座席から慌てて声をかける
とはいえ、自分もそこまで詳しいわけではないが…
[メイン2] 百々路木歩美 : 「よろしくお願いしまぁぁす!!!」
[メイン2] 百々路木歩美 :
[メイン2]
百々路木歩美 :
レヴォルトライザについて
情報:UGN
[メイン2] GM : 8
[メイン2] 百々路木歩美 : 1dx+1 (1DX10+1) > 6[6]+1 > 7
[メイン2] 百々路木歩美 : なけなしのお小遣い!!
[メイン2]
百々路木歩美 :
…と、判定が足りない時は財産点を使う!
というチュートリアル的な消費!! わーーん!!
[メイン2] GM : 悲しいだろ
[メイン2] GM :
[メイン2]
GM :
・レヴォルトライザについて
目的は「力なき正義に力を」。大きなセルの一つである。
構成員はバリエーション豊かとなっており、そして誰もが目的に共感している。
弱者救済のためであれば、UGNが掲げる理念はおろか、法をも侵すため、危険視されている。
討伐優先セルの内に数え上げられており、幾多も討伐任務がUGNで行われたが、未だに壊滅していない。
[メイン2] GM :
[メイン2] : 『チッ』
[メイン2] : 情報が表示された途端、舌打ちの音が車内の響き
[メイン2] 百々路木歩美 : 「……だそーです!!」
[メイン2] 百々路木歩美 : 朗らかな声が、それをあっという間に掻き消した
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「…ぇ……あ、ありがとうございます…」
いきなりの舌打ちにビクンと心臓が跳ねるが、情報を受け取り
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
舌打ちが朗らかな彼女からとは正直想像もつかない
何かが車を掠ったのかとさえ考えつつ、情報に目を通し
[メイン2] 百々路木歩美 : 「ううーん、“正義”……難しい事言ってくれるなぁ……!」
[メイン2] 百々路木歩美 : 椅子を深く倒し、天井を睨みながら呟いた
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「力なき正義に力を、ですか……」
昔どこかの偉い人が言ったものだ。勝者こそが正義だと
つまり、正義とは流動的なもの。彼らは自分の信じる正義のために力を振るう者たちなのだろう…か?
[メイン2] 百々路木歩美 : 「…コイツらがどんな奴らかはさ、情報担当のセルを探ればわかるかも」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「これで良いセル…なんて存在しないけど、穏健な所だったら大ボラ確定だもん」
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 「そうですね…この様子だと、アンマスキンが彼らの”何か”に触れたのだとしたら、納得はいきます」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「…あ!黄瀬さん!お願いできる!?」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「アタシ、さっきので少し余裕なくって……!」
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「は、はい…!わかりました…!」
ほんとに頼られてしまったぞ…とちょっと慌てつつ、情報端末で検索を始める
[メイン2] 黄瀬 芹香 :
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
アンマスキンについて
情報:UGN
[メイン2] GM : 11
[メイン2] 黄瀬 芹香 : (2+0+0)dx(10+0)+1+0>=11 〈情報:UGN〉判定 (2DX10+1>=11) > 9[6,9]+1 > 10 > 失敗
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 財産点1点使います…!
[メイン2] GM :
[メイン2]
GM :
・アンマスキンについて
小規模セルの一つである。
主に情報犯罪を取り扱っており、セキュリティ面においてもUGNに引けを取らない。
詳しい情報を引き出すことは、通常であれば困難であった。
だが、抗争が発生した場所では、その面々の死体が多く散布していた。
そこから情報を得ることは、容易であろう。
アンマスキンは、言ってしまえば変人の集まりであった。
情報を盗むという行為そのものに価値を見出している。
目的は「見えない力に美を見出す」。
そして、いかに情報を盗むことができるかを効率化するために、最近までチルドレンの開発をしていたらしい。
[メイン2] GM :
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「こ、これは…」
内心ひーこら言いつつどうにかアンマスキンの情報を仕入れてみれば
これまた相当にあくどいセルであった
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「………ということみたいです」
情報を共有し、しばし思考の海に身を落とす
[メイン2] 百々路木歩美 : 「……ふうん」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「弱者の味方って割に、随分気軽に暴れてくれるじゃん……やーっぱり嘘ハチっぽいね!」
[メイン2]
イグノートス :
「ああ、ああ」
信号は赤。車を一時停止させて
[メイン2] 百々路木歩美 : とと、なんて言いながら小さな体が前に寄り
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 一先ず、レヴォルトライザの襲撃理由は…チルドレン関係の可能性が高い、と納得し
[メイン2]
イグノートス :
「行き過ぎた正義、蹂躙されるだけの非人道に身を落とす悪」
支離滅裂に近いような言動と共に、情報を見ていき
[メイン2]
イグノートス :
「我々からすれば、双方傍迷惑という他無い
……どうかな?」
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
(……それにしても、チルドレンの開発かぁ…)
どうも、そういったコトには心が痛む。自身が実験の対象になった過去…ではなく、その実験に協力し得なかった自身の使い道のなさが起因して
[メイン2] 百々路木歩美 : 「……まーね」
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「……そ、そうですね…どちらも迷惑です」
その言葉に、はっと意識を戻し
[メイン2] 百々路木歩美 : 「テロリストが街中にいてぶん殴れない……こっちは散々我慢してるのに、やりたい放題してくれるよね……ホント」
[メイン2] 百々路木歩美 : 飴玉を噛み潰すと、新しいキャンディをまた口に放り込む
[メイン2]
イグノートス :
「おや、おや、おや
では、許可が降りるであれば殴るということかな?」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「────」
[メイン2]
百々路木歩美 :
何か、受け止める様に
感慨深くもため息を吐き
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 「殴る、ですか…」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「もっちろん!! “日常”を脅かす脅威は、容赦無く撲滅するべきだよ!」
[メイン2] 百々路木歩美 : 満面の笑みと共に、チルドレンは答えた
[メイン2] イグノートス : なるほど、と声を出して
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 「……殴って、解決できれば…確かに早いですよね……」
[メイン2]
イグノートス :
「では、レディ
君から見て、この殴られ、壊滅したアンマスキン。どう映る?」
背後の黄瀬に声をかけつつ、車を動かして
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 「あっ、えと…そうですね…」
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 「アンマスキン、彼らの行っていたコトは…恐らく弱者を使い潰す行為だ。少なくともレヴォルトライザはそう判断した…」
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 「レヴォルトライザの言う正義が嘘っぱちでなければ、非はアンマスキンにある。そう考えてしまいますね…」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「“嘘”でなければ…ネ」
[メイン2] 百々路木歩美 : 追従する様に頷き
[メイン2] 黄瀬 芹香 : イグノートスの問いに答えつつ、思考は歩美の言葉に逸れる
[メイン2]
イグノートス :
「"たかが"それだけで、その大元まで潰してしまうと。
弱者救済を謳いながら、弱者を生み出してしまっている」
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
殴れば解決…殴っただけで加工が完了する鉱石は、それそのものに価値がある。
きっと人間もそうなのだろう。元々価値があるから、殴ればよくもなるし、悪くもなる…
私のような混じり物の鉱石は、どうしたってそれじゃあ価値を持たない
[メイン2]
イグノートス :
「しかし同時に、アンマスキンを弱者と断定する事はできない。
組織は人体であり、彼らには彼らの武器があるのだから」
[メイン2] イグノートス : 「何事も考え方だ、レディ」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「…ヤー」
[メイン2] イグノートス : 「政治家はその舌を、記者達はその手と紙を」
[メイン2] イグノートス : 「ius persona in loco …適材適所、情報を取り扱うセルならば、そも勝負の土台に立たさないことすら可能であるのに」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「……ん?」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「あれ、じゃあ。なんで今──」
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 「……なるほど…情報担当なら、情報戦……その分野では圧倒的にアンマスキンに利があります…いや、あったはず、です」
[メイン2] イグノートス : 「だから、まあ」
[メイン2] イグノートス :
[メイン2] イグノートス : 『アンマスキンの情報を漏らした者、或いは生存者について』情報:UGNで
[メイン2] GM : 8
[メイン2] イグノートス : 4dx10+5>=8 (4DX10+5>=8) > 9[2,4,4,9]+5 > 14 > 成功
[メイン2] GM :
[メイン2]
GM :
・アンマスキンの情報を漏らした者、或いは生存者について
まず生存者については、ほとんど確認できていない。
レヴォルトライザの襲撃によって、ほとんど全滅した。
そして、死亡者が保有する情報より、以下が分かった。
どうやら、レヴォルトライザの機密情報が、アンマスキンに所属するチルドレンによって、盗まれてしまったらしい。
そしてその事実が、何らかの形でレヴォルトライザの一員が持つ端末へ送られ、伝わった。そこから抗争が始まったと推定される。
該当チルドレンのコードネームは『LIO・ON』。
[メイン2] GM :
[メイン2] GM :
[メイン2] GM : ─────その時、一同の端末に連絡が入る。メールだ。
[メイン2] GM :
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「あわわ…!?」
突然の着信音に慌てつつメールを開く
[メイン2]
GM :
件名無し
差出人:LIO・ON
KILL ME
[メイン2] イグノートス : 「点と点が、線と成り果てた」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「…宣戦布告かな?或いは警告? なんにせよ」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「仕掛けてくる気なら、望む所だけどね…!」
[メイン2] イグノートス : 「はは、まさか」
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「YOUなら、そうかもですけど…」
送られてきたのは、殺害依頼
[メイン2] 百々路木歩美 : 「…む、ほんとだ」
[メイン2] 百々路木歩美 : KILLの文字から右に目を逸らせば、そこには続けて並ぶには異様な文字がある
[メイン2] 百々路木歩美 : 「…“ぶっ殺してみろ”なんて挑発ってわけでもなさそーだけど、なんのつもりなんだろう…?」
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
情報収集に特化した、実験体のチルドレン。
それが、私たちを特定し、あまつさえ依頼を持ち掛けてきた…のだろうか
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
「それは…わかりません。
これだけでは、どうしようもないですし…」
[メイン2] イグノートス : にやにやと笑いながら、車を走らせる
[メイン2]
黄瀬 芹香 :
そうだとしたら、ああ、なんと羨ましくて妬ましいことだろうか。
人に使われる価値を持ちながら、死を望むだなんて。
[メイン2]
イグノートス :
それの向かう先は、跡地となったセルなどでは断じてなく
かと言ってもう一つのセルでもなく
[メイン2] 百々路木歩美 : 「…あり? 最初とは行き先が違くないですか?」
[メイン2] 百々路木歩美 : 「一体どこに…」
[メイン2] イグノートス : 「ああ、行けばわかりますので少々気を引き締めて」
[メイン2] 黄瀬 芹香 : 「は、はい…!」
[メイン2]
イグノートス :
死への道のり
「レッドカーペットを敷きに向かうとだけ、言っておきましょう」
[メイン2] イグノートス :
[メイン2] イグノートス :
[メイン2] イグノートス :